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ワールド大阪ロータリーEクラブ
会長 定成 みず希(ソフトウェア/インターネット)
地震のあと、ロータリーにできること
――世界の支援から熊本を考える
皆さま、こんにちは。
2026年7月28日午後4時27分ごろ、熊本地方を震源とするマグニチュード7.1の地震が発生し、熊本県内で最大震度7が観測されました。被害に遭われた皆さまへ、心よりお見舞い申し上げます。今も不安の中で過ごされている方々の安全と、一日も早い生活の回復を願っています。
この卓話を書いているのは、発生から一か月以内です。被害の状況も、必要とされる支援も、どんどん明らかになり、日々変わっていく時期です。
熊本・大分を区域とする国際ロータリー第2720地区は、まず会員自身と家族、事業所の安全を優先し、無理のない範囲で情報を共有するよう呼びかけています。そして、地区として被害状況の把握を進め、必要な支援を速やかに行える体制を整えていると発表しています。具体的な対応や支援については、今後、地区の公式ウェブサイトや各クラブを通じて案内される予定です。
今の段階で私たちに求められるのは、急いで支援内容を決めることではなく、現地からの情報を確かめながら、要請があったときに動ける準備を整えることではないでしょうか。
地震のあと、ロータリーは世界でどのような支援を行ってきたのでしょうか。そして、その経験から私たちは何を学べるのでしょうか。
国際ロータリーは、災害支援を大きく三つの段階に分けて紹介しています。
第一は「即時の救援」です。
災害が発生した直後に、命と安全を守るための支援です。食料、水、医薬品、毛布、テント、衛生用品、暖房器具など、その日の暮らしに欠かせないものを届けます。現地のクラブは、行政や支援団体と連携しながら、ボランティア活動や物資の供給にあたります。
第二は「短期的な支援」です。
避難生活から日常を少しずつ取り戻す段階です。仮設住宅、給水設備、学校、診療所など、生活を立て直すための支援が必要になります。世界各地のクラブや地区からの寄付や物資も、この段階を支えます。
第三は「長期的な支援」です。
地域が再び自分たちの力で歩み続けられるよう、復旧・復興プロジェクトを計画し、実施します。教育、仕事、生業、地域施設、防災など、対象は暮らし全体へと広がります。
この三つは、きれいに区切られているわけではありません。緊急救援が必要な場所の隣で、学校の再開を考え始めている人がいることもあります。同じ地域でも、家庭や年代によって必要なものは違います。
大切なのは、支援は時間とともに変わるということです。発災直後に不足したものが、数カ月後にも同じように必要とは限りません。反対に、報道が少なくなってから初めて見えてくる課題もあります。

キャプション:地震被災地のテント村を訪れ、現地の状況を確認する韓国第3620地区のロータリー会員
写真:個人名記載なし/出典:Rotary 360(国際ロータリー公式ブログ)
この変化がよく分かるのが、2023年2月に発生したトルコ・シリア地震に対する支援です。ここでは、国際ロータリーの記事で詳しく紹介されている、トルコ国内での活動を中心に見てみます。
地震が発生したその日、トルコの三つのロータリー地区のガバナーが連絡を取り合いました。そして、支援を三つの柱に分けました。
緊急に必要な物資を届けること。
コンテナを利用した仮設住宅を用意すること。
浄水や子どもの教育など、長期的な必要に対応すること。
興味深いのは、最初から目の前の救援だけでなく、その後の住まいと長期的な生活まで視野に入れていたことです。
一方で、ほかの地域のクラブからは、すぐに何かを送りたいという声が上がりました。そこで現地のリーダーが考えたのは、品物の種類だけではありませんでした。
送られた物を受け取る人がいるのか。
仕分けをする場所はあるのか。
必要としている人まで運べるのか。
被災地では道路が損傷し、電気や通信が止まり、現地のロータリアン自身も被災しています。善意で集めた物資であっても、受入体制がなければ、かえって現地の負担になることがあります。
三地区は翌日、各クラブと計画を共有しました。被害の大きかった六つの都市に支援調整所を設け、担当するロータリー会員が住民の必要を確かめ、その情報を支援する側へ伝えました。
その結果、食料、水、発電機、暖房器具、おむつ、生理用品、燃料など、現地で必要とされた物が届けられました。ロータリー、ローターアクト、インターアクトの各クラブが送ったトラックは、200台を超えたと記事にはあります。
また、ロータリーの協力団体であるShelterBoxとも連携し、2,500張りを超えるテントを配布しました。ここでロータリーが担ったのは、寄付だけではありません。地域の事情を知る会員が、専門団体と行政、地域住民を結びつける役割も果たしました。
緊急段階を過ぎると、支援は住まいへ移っていきます。
トルコのロータリー地区は、政府がコンテナを利用した仮設住宅地を設けるのを支援しました。住戸には、ベッドや冷蔵庫だけでなく、トイレ、浴室、キッチン、給湯器、エアコンなども用意されました。
単に雨風をしのげる箱を置くのではなく、そこで家族が生活を続けるために必要なものを考えたのです。
住宅の周辺には、幼稚園、学校、診療所、ランドリー施設が整えられました。二つの住宅地には水処理設備も設けられ、飲んだり料理に使ったりできる水が供給されました。
住まいだけがあっても、学校へ行けない、医療を受けられない、水がないという状態では、生活を取り戻したとは言えません。支援の単位を「物」ではなく「暮らし」として見ることが必要なのだと思います。

キャプション:ロータリーの支援で整備されたトルコのコンテナ住宅と仮設教室
写真:© Rotary International/出典:Rotary International
さらに時間がたつと、課題は仕事や地域経済へ広がります。
ロータリー地区は、農家に種や苗木、農業機械、牛などを提供しました。これは食料を配る支援とは少し違います。農家が再び作物を育て、家畜を飼い、収入を得られるようにする支援です。
仕事が戻れば、家族が地域で生活を続ける理由が生まれます。店や学校も動き始めます。復興とは、壊れたものを直すだけでなく、地域の営みをもう一度動かすことなのだと分かります。
教育への支援も続きました。仮設教室やコンピューターが提供され、幼稚園や職業訓練校も支援されました。地震で失われた幼稚園に代わる新しい学校の建設には、日本のロータリー会員からの寄付も使われたと紹介されています。
遠く離れた日本からの支援が、トルコの子どもたちが通う場所として形になったことには、ロータリーの国際的なつながりがよく表れていると思います。

キャプション:ロータリー財団の災害救援補助金で設けられた教室を訪問するロータリー会員
写真:© Rotary International/出典:Rotary International
もう一つ、ネパールの例もご紹介します。
2015年4月のネパール地震では、現地のロータリーEクラブが、地震の翌日から動き始めました。会員が集まり、米や乾燥食品、水、基礎的な医薬品を購入し、被災地域へ届けました。
その後、活動はテントや衣類の配布から、竹でできた仮設住宅の建設へ移りました。さらに、水処理設備、診療所、図書館の整備へと広がっていきます。
私たちと同じEクラブが、人のつながりを生かして仲間を集め、地域で必要な活動へつないだ例です。海外のクラブからは資金や物資の協力を受けましたが、何をするかを考え、現場で動いたのは地域を知る現地の会員でした。
ネパールの学校支援でも、考えさせられる点があります。
コンピューターを学校へ届けること自体は、それほど難しくありません。しかし、実際に授業で使い続け、子どもたちの学びに役立てるには、教材、教員研修、修理や管理、その後の支援が必要です。
この記事では、被害を受けた学校の修復とコンピューターの提供に加えて、デジタル教材や図書館を整え、教員への研修と研修後の支援を組み合わせる計画が紹介されています。
「届けたか」ではなく、「使い続けられるか」まで考える。その視点は、災害支援に限らず、私たちの奉仕活動にも共通するものです。
世界の例から、私は五つのことが大切だと感じました。
第一に、現地の声を聞くことです。外から見て必要そうなものと、現地が今必要としているものが同じとは限りません。
第二に、発災からの時期に合った支援を選ぶことです。緊急救援、生活再建、長期復興では、必要なものも担い手も変わります。
第三に、役割を分けることです。現地クラブ、行政、学校、医療機関、専門団体、支援する側のクラブには、それぞれ得意なことがあります。すべてを一つのクラブで抱える必要はありません。
第四に、提供した後の運用と維持を考えることです。設備は誰が管理するのか。費用は続けられるのか。困ったときに相談できる相手がいるのか。そこまで考えて初めて、支援は地域に根づきます。
第五に、私たち自身が無理なく続けられる範囲を定めることです。大きな計画を立てて途中で続かなくなるよりも、小さくても役割を明確にし、責任を持って続けられる支援の方が、相手にとっても安心できるのではないでしょうか。
では、2026年7月28日の地震を受け、私たちのクラブは何を準備しておけるでしょうか。現時点では、次の四つが入口になると思います。
一つ目は、第2720地区と現地クラブ、自治体の公式情報を継続して確認することです。
発災直後は、善意から情報が急速に広がります。しかし、必要な物資や受入場所は短い間にも変わります。確認できていない募集を広めたり、要請のない物を送ったりせず、現地が示す窓口と必要を確かめることが第一歩です。
二つ目は、正式な要請が出たとき、クラブ内で速やかに検討できるようにしておくことです。
誰が地区の案内を確認するのか。会員へどのように共有するのか。募金や物資、専門的な協力の要請があった場合、どのような手順で判断するのか。今のうちに連絡と検討の流れを整理しておけば、必要な時期を逃さずに対応できます。
三つ目は、使い道と届け先が確認できる支援を選ぶことです。
地区や現地クラブなどから正式な募金や支援の案内が出た場合には、目的、送り先、受付期間、報告方法を確かめた上で、私たちにできる協力を考えます。金額の大きさだけでなく、現地の必要につながる信頼できる流れを選ぶことも大切です。
四つ目は、Eクラブの強みを生かすことです。
私たちは、場所を越えて情報と人をつなぐことができます。公式情報を整理して伝える。誤った情報を広めない。必要に応じて専門性を持つ人やほかのクラブをつなぐ。そして、報道が少なくなった後も、復旧や生活再建の状況を伝え続ける。現地へ頻繁に行けなくても、担える役割はあります。
これらは、今ここで支援内容を決めるための四案ではありません。まずは現地の安全確保と状況把握を見守り、地区からの案内を待つ。その上で、即時の救援、短期的な生活再建、長期的な復興のどの段階で、私たちの力が必要とされているのかを確かめるための準備です。
やがて、子ども、教育、仕事、防災など、長く支える必要のある課題が見えてくるかもしれません。そのときは、すべてに応えようとするのではなく、現地の要望と私たちの規模に合う分野を選び、単発で終えるのか、一定期間続けるのかも話し合う必要があります。
災害が起きると、何かをしなければという気持ちが生まれます。その気持ちは、とても大切です。
同時に、善意を本当に役立つ形へ変えるには、聞くこと、確かめること、つなぐことが必要です。
何をしたかだけではなく、それは必要な時期に届いたのか。
相手の負担になっていないか。
届けた後も役立っているか。
世界のロータリーの経験を参考にしながら、私たちもこうした問いを持ち続けたいと思います。
いま熊本で起きていることに心を寄せながら、まずは正しい情報を受け取り、現地の声から始める。そして必要とされるときには、私たちにできる役割を丁寧に選ぶ。
そのような支援のあり方を、会員の皆さまと一緒に考えていければと思います。
本日も、よろしくお願いいたします。
参考資料
熊本県「令和8年(2026年)熊本地震に関する知事コメント」
https://www.pref.kumamoto.jp/site/chiji/274483.html
気象庁「令和8年7月28日16時27分頃の熊本県熊本地方の地震」
https://www.data.jma.go.jp/eew/data/mech/fig/cmt2026072816270000N323600E13042000100071.html
国際ロータリー第2720地区 公式ウェブサイト
熊本市「令和8年(2026年)熊本地震」
https://www.city.kumamoto.jp/list04828.html
国際ロータリー「災害支援」
https://www.rotary.org/ja/our-causes/disaster-response
国際ロータリー「トルコ・シリア地震被災地でのロータリーの対応」
https://www.rotary.org/ja/rotary-responds-earthquake-has-devastated-areas-turkey-and-syria
国際ロータリー「トルコ・シリア地震救援に200万ドル超の寄付が寄せられる」
https://www.rotary.org/ja/more-us-2-million-collected-turkey-syria-after-earthquake
国際ロータリー「震災からの復興に取り組むトルコでロータリーが支援を継続」
https://www.rotary.org/ja/rotary-continues-support-turkey-it-rebuilds-earthquake
国際ロータリー「Rising from the ruins in Turkey」
https://www.rotary.org/en/articles/2024/11/rising-ruins-turkey
Rotary 360「Rebuilding smiles in earthquake-torn Nepal」
https://blog.rotary.org/2015/10/13/rebuilding-smiles-in-earthquake-torn-nepal/
Rotary 360「Supporting education in Nepal: technology that improves teaching and student learning」
https://blog.rotary.org/2015/08/25/supporting-education-in-nepal/

ワールド大阪ロータリーEクラブ
SAA永井 純(服飾企画・製造・販売)
SAAより、ワールド大阪ロータリーEクラブ第724回例会の出席報告をさせて頂きます。■会員総数:23名
■今週の出席:23名
■今週の出席率:100%
以上です。
幹事報告

ワールド大阪ロータリーEクラブ
幹事角谷 智志(生命保険代理店業)
・各位メッセージボードをご確認ください。

ワールド大阪ロータリーEクラブ
楠本 順也(通信販売業)
触れることでつながる
― NFCという技術から考えた職業奉仕 ―
最近、私が仕事の中で関心を持ち、活用を考えている技術の一つに「NFC」があります。
NFCは「Near Field Communication」の略で、日本語では近距離無線通信と呼ばれます。名前だけを聞くと難しそうですが、使い方はとても簡単です。
NFCに対応したスマートフォンを、カードやキーホルダーなどに組み込まれた小さなタグへ近づけると、あらかじめ登録された情報を読み取ることができます。
NFCタグにはURLや文字情報などを記録できます。ただし、一般的な使い方では、写真や動画、音楽そのものを保存するのではなく、それらが置かれているウェブページのURLを記録します。スマートフォンを近づけると、そのページが開くという仕組みです。
私がNFCに面白さを感じるのは、インターネット上の情報を自分で検索して探しに行くのではなく、実際に見たり、手に取ったりできる「物」を入口にできる点です。
カード、キーホルダー、ブレスレット、商品パッケージなど、目の前にある物から、必要な情報へ直接つながることができます。
NFCは情報の入れ物というよりも、現実の物とデジタルの世界を結ぶ、小さな入口だといえます。
私たちの身近にあるNFC
NFCは、すでに私たちの生活のさまざまな場面で使われています。
交通系ICカードやタッチ決済、入退室管理、電子機器の接続などは、その代表的な例です。
身近で分かりやすいものには、犬や猫の首輪に取り付けるNFC対応の迷子札があります。
迷子になった動物を発見した人が、首輪のタグにスマートフォンを近づけると、飼い主への連絡方法などを確認できます。
個人情報をタグへ直接書き込むのではなく、専用ページのURLだけを記録し、詳しい情報はサーバー側で管理する方法もあります。これなら電話番号などが変わっても、タグを作り直さずに情報を更新できます。
同じ考え方は、認知症のある方や高齢者の見守りにも応用できます。
外出先で道に迷い、ご本人が氏名や住所をうまく説明できない場合でも、身に着けているNFCタグを読み取ることで、家族や施設への連絡につなげられる可能性があります。
もちろん、NFCはGPSではありません。居場所を自動的に追跡することはできず、発見した人がタグに気づき、スマートフォンで読み取る必要があります。
それでも、発見されてから「どこへ連絡すればよいのか」が分からない時間を短くできることには、大きな意味があると思います。
便利な技術だから価値があるのではなく、誰かの不安や困りごとを少しでも減らせるところに、この技術の本当の価値があるのではないでしょうか。
音楽を届ける形の変化

私は現在、このNFCを音楽と組み合わせることについても考えています。
振り返ってみると、音楽を記録し、届ける方法は、時代とともに大きく変化してきました。
かつてはレコードを購入し、針を落として音楽を聴きました。大きなジャケットや歌詞カードも含めて一つの作品であり、棚に並べ、物として所有する楽しみがありました。
その後、カセットテープが普及しました。好きな曲を一曲ずつ録音し、自分だけのテープを作ったり、家族や友人に渡したりしました。現在のプレイリストに近いものを、当時は時間をかけて手作りしていたわけです。
CDが登場すると、音楽はデジタル化され、曲の頭出しも簡単になりました。さらに小型化が進み、そして現在では、音楽は必ずしも手元の媒体に保存するものではなくなりました。
スマートフォンからサーバー上の音楽へアクセスし、必要なときに聴く形が一般的になっています。
音楽は「物として持つもの」から、「必要なときにつながるもの」へ変化してきたともいえます。
その一方で、レコードの人気が再び高まっているように、私たちの中には、音楽と一緒に思い出となる「物」を手元に残したいという気持ちもあるのだと思います。
NFCで音楽と物を再びつなぐ
NFCは、レコードやCDのように、音楽そのものを記録する媒体ではありません。NFCに記録されたURLを通じて、インターネット上にある音楽や映像へつながります。
私は今、CDの形をした小さなNFCキーホルダーにスマートフォンを近づけると、音楽や映像を楽しめる仕組みを企画しています。
音楽はインターネット上に置きながら、手元にはキーホルダーという物が残ります。デジタル配信の便利さと、レコードやCDにあった「物を持つ楽しさ」を組み合わせられないかという試みです。
また、つながった先の内容は、後から更新できます。新しい音楽やライブ映像、写真、メッセージなどを加えることで、作り手と聴く人とのつながりを、販売した後も続けることができます。
ここまでの話を聞くと、単なる新商品の紹介ではないかと思われるかもしれません。実際、仕事として取り組む以上、商品としての魅力や、事業として継続できることも大切です。
しかし、この技術について考えるうちに、私は「何を売るか」だけではなく、「この技術で誰と誰をつなぐことができるのか」を考えるようになりました。
NFCと職業奉仕

NFCは便利な技術ですが、技術そのものが奉仕になるわけではありません。
大切なのは、その技術を誰のために、どのように使うかだと思います。
迷子札であれば、迷子になった動物と飼い主をつなぐ。
見守りのために使えば、支援を必要とする人と、その家族をつなぐ。
音楽に使えば、音楽を作る人と、それを聴き、応援する人をつなぐことができます。
地域で活動する若い音楽家や小さな団体には、自分たちの音楽や活動を広く伝えたくても、大きな宣伝費をかけられない場合があります。
NFCを利用すれば、ライブ会場や地域のイベントで、音楽や映像、活動内容へ直接つながる入口をつくることができます。
また、チャリティー活動の記念品などに取り入れれば、活動の目的や寄付の使い道を、その場限りではなく継続して伝えることもできます。
ロータリーの職業奉仕について、私は、自分の職業に誇りと責任を持ち、仕事を通じて得た知識や経験を、社会や他者のためにも生かしていくことだと理解しています。
商売と奉仕は、必ずしも反対側にあるものではないと思います。
仕事としてきちんと成り立たせながら、その仕事が誰かの不安を減らし、誰かの可能性を広げ、社会に価値を返していく。その両方を考え続けることが、職業奉仕につながるのではないでしょうか。
新しい技術を、自分の利益のためだけに使うのではなく、人と情報、そして人と人とを結ぶために活用する。
小さなNFCチップを、誰かと誰かがつながる入口として社会に届けていくことも、私にできる職業奉仕の一つではないかと考えています。
そしてこれからも、新しい技術に出会ったときには、「何ができるか」だけではなく、「誰のために使えるか」という視点を忘れずに、仕事と向き合っていきたいと思います。







