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ワールド大阪ロータリーEクラブ
会長 中西 教之(自動車販売業)
― ロータリー国際大会と世界とのつながり ―
さて、ロータリーに関するニュースを一つご紹介させていただきます。
御存知の方も多いと思いますが
2027年のロータリー国際大会の開催地が、
スペイン・バルセロナに決定いたしました。
開催期間は、
2027年6月26日から30日まで、
会場はフィラ・デ・バルセロナとなっております。
もともとは、ドバイでの開催が予定されておりましたが、
中東地域の情勢不安や渡航面での不確実性を考慮し、
今回バルセロナへと変更されたとのことです。
そのような状況の中でも、
バルセロナ市および現地のロータリアンが柔軟に対応され、
今回の開催決定に至ったことに、
国際ロータリー会長も深い感謝を述べておられます。
バルセロナは、2002年にも国際大会が開催された実績があり、
世界各国からアクセスしやすい都市でもあります。
まさに、世界中のロータリアンが集い、
交流を深めるにふさわしい場所と言えるのではないでしょうか。
私自身、今年は台湾で開催される国際大会に
参加する予定ではありますが、
バルセロナとなると、
やはり距離や日程の面で、少しハードルが高いかな…
そんな率直な思いもございます。
とはいえ、こうして世界各地で国際大会が開催され、
ロータリーのネットワークが広がっていくこと自体、
大変意義深いことだと感じております。
現地に行くことが難しくても、
こうした情報に触れ、世界に目を向けることもまた、
ロータリーの大切な一面ではないでしょうか。
今後も、世界のロータリーの動きに関心を持ちながら、
それぞれの立場で関わりを深めていければと思います。

ワールド大阪ロータリーEクラブ
SAA永井 純(服飾企画・製造・販売)
SAAより、ワールド大阪ロータリーEクラブ第711回例会の出席報告をさせて頂きます。■会員総数:25名
■今週の出席:25名
■今週の出席率:100%
以上です。
幹事報告

ワールド大阪ロータリーEクラブ
幹事角谷 智志(生命保険代理店業)
・各位メッセージボードをご確認ください。

ワールド大阪ロータリーEクラブ
三神 隆(船舶修繕)
‡これからの日本の造船業界の展望について‡
ロータリアンの皆様、三神でございます。本日は、日本の造船業界がこれからどのような方向へ進んでいくのか、その展望についてお話しします。日本の造船業は、戦後の高度成長期に世界一の建造量を誇り、長らく国際競争力の中心にありました。しかし2000年代以降、中国・韓国の台頭によりシェアを大きく落とし、産業構造の転換が求められる時代へと移行しました。では、今後の日本の造船業は衰退していくのか。結論から申し上げると、単純な量産競争では勝てない一方で、日本には依然として世界が求める強みが存在し、それを軸に再び存在感を高める可能性があります。
まず第一に、脱炭素化という世界的潮流が、日本の造船業にとって大きな追い風となっています。国際海事機関(IMO)は2050年までに温室効果ガス排出量を実質ゼロにする方針を掲げ、船舶の燃料は重油からLNG、メタノール、アンモニア、さらには水素へと急速に転換しつつあります。これらの新燃料船は高度な安全設計、燃焼制御、材料技術が求められ、日本の造船企業が得意とする領域です。特にアンモニア燃料船や水素燃料船は、世界的にまだ実用化が進んでおらず、日本の技術力が国際標準を握る可能性があります。
第二に、自律運航・デジタル化の分野です。船舶の自動運航は、センサー、AI、通信、制御技術が複合的に求められる高度な領域であり、日本の電機
メーカーや通信企業との連携が強みになります。すでに国内では自律運航船の実証実験が進み、2020年代後半には商用化が現実味を帯びています。自律運航は船員不足の解消にもつながり、海運会社からの需要は確実に高まるでしょう。
第三に、造船所の再編と生産性向上です。日本の造船業は長らく多くの造船所が分散していましたが、近年は統合が進み、設備投資やデジタル化が加速しています。ブロック建造の効率化、ロボット溶接、デジタルツインによる工程管理など、製造プロセスの高度化が進むことで、コスト競争力の底上げが期待できます。量産では中国に勝てなくても、高付加価値船で確実に利益を出す体制が整いつつあります。
第四に、海洋エネルギー・海洋インフラという新市場です。洋上風力発電の建設船、メンテナンス船、海底資源調査船など、海洋インフラ需要は今後数十年規模で拡大します。これらは高度な設計力と信頼性が求められ、日本の造船業が得意とする分野です。特に洋上風力は政府が国家戦略として推進しており、造船業にとって新たな柱となる可能性があります。
最後に、日本の造船業が持つ文化的強みにも触れておきたいと思います。それは「品質へのこだわり」「安全性の高さ」「納期遵守」「現場力」
といった、長年の積み重ねによって形成された信頼です。船舶は数十年にわたり運航される巨大資産であり、海運会社は単なる価格だけでなく、
信頼性を重視します。日本の造船業はこの点で依然として高い評価を受けており、特に高付加価値船では世界トップクラスの競争力を維持しています。
総括しますと、日本の造船業は量産競争ではなく、脱炭素・自律運航・海洋インフラ・高付加価値化という新しい軸で再び世界の中心に立つ可能性を秘めています。これからの10年は、日本の造船業が再び存在感を取り戻す重要な転換期となるでしょう。
建造量では中国に勝てないのが現実ですが、技術の総合力では日本は劣っておりません。次の機会にはこれからの造船技術の進化について、お話する機会があればと思っております。ありがとうございました。







